エアコンを購入する際、何を基準に選べばよいのか悩む方も多いでしょう。この記事では、失敗しないためのエアコンの選び方を詳しく解説します。
1. 部屋の広さに合った能力を選ぶ
エアコンの冷房・暖房能力は「畳数目安」として表示されています。例えば、6畳の部屋に14畳用のエアコンを設置すると電気代が無駄になり、逆に小さすぎると十分に冷暖房できません。以下の目安を参考にしましょう。
- 6畳(約10㎡):2.2kW
- 8畳(約13㎡):2.5kW
- 10畳(約16㎡):2.8kW
- 12畳(約19㎡):3.6kW
部屋の断熱性や日当たりも考慮し、適切な能力を選ぶことが重要です。
2. 省エネ性能をチェック
エアコンは長時間使用するため、省エネ性能は電気代に大きく影響します。「APF(通年エネルギー消費効率)」の値が高いほど、省エネ性能に優れています。購入時には、省エネ基準達成率や年間の電気代の目安も確認しましょう。
3. 設置場所に適したモデルを選ぶ
エアコンの設置スペースが限られている場合、コンパクトモデルやスリムタイプのエアコンを選ぶのがポイントです。また、室外機の置き場所も重要です。スペースが狭いと風通しが悪くなり、性能が十分に発揮できないことがあります。
4. 機能と価格のバランスを考える
最近のエアコンには、さまざまな便利機能が搭載されています。
- 自動お掃除機能:フィルターの掃除が楽になる
- AI運転:自動で快適な温度・湿度を調整
- 除湿・加湿機能:一年中快適な空間を保つ
ただし、高機能モデルは価格が高くなるため、本当に必要な機能かどうか検討しましょう。
5. 信頼できるメーカーを選ぶ
国内の主要エアコンメーカーには、ダイキン、パナソニック、三菱電機、日立、シャープ、富士通ゼネラルなどがあります。それぞれ特徴が異なるため、メーカーの評判や口コミも参考にするとよいでしょう。
まとめ
エアコン選びで失敗しないためには、部屋の広さに合った能力、省エネ性能、設置環境、必要な機能、メーカーの信頼性を考慮することが大切です。長期間使用する家電だからこそ、慎重に選びましょう。