暖かな陽気に誘われて、庭やベランダで過ごす時間が増える季節がやってきました。自分だけの憩いの空間を作りたいと思ったら、ぜひ挑戦したいのがガーデニングDIY。今回は、初心者の方でも安心して始められる、必須工具と簡単でおしゃれなDIYアイデアをご紹介します。

ガーデンDIYの強い味方!揃えておくべき3つの工具
いざDIYを始めようと思っても、何を揃えればいいか迷いますよね。最初から全てを揃える必要はありません。以下の3つは、ほとんどのプロジェクトで活躍する基本中の基本です。
- 電動ドライバードリル(インパクトドライバー)
DIYの「花形」とも言える工具です。ネジを締める、穴を開けるという作業のほとんどをこれ一台でカバーできます。特に充電式のリチウムイオン模型はコードが邪魔にならず、ガーデン作業に最適です。最初の一台は、トルク調整機能がついたものを選ぶのがおすすめです。 - 作業用手袋(軍手)
意外と軽視されがちですが、最も重要な「安全装備」の一つです。木材のとげや工具でのケガから手を守ります。園芸用手袋とは別に、革製や耐切創性の高いDIY専用の手袋を準備しましょう。作業効率と安全性が格段に向上します。 - メジャー(巻尺)
DIYにおいて「測る」作業は命です。正確に測れなければ、部材を無駄にしたり、組み立てができなかったりします。長さは5mもあれば十分。ロック機能がしっかりしたもの、目盛りが読みやすいものを選びましょう。
今すぐ真似したい!簡単ガーデンDIYアイデア
基本工具が揃ったら、さっそく作ってみましょう。週末の午後で完成する簡単プロジェクトです。
■ パレットプランタースタンド
廃棄予定の木製パレットを再利用すれば、立体的でおしゃれな花壇が簡単に作れます。パレットを立てかけ、所々にネジで止めて強度を出し、すき間に土を入れて植物を植えるだけ。電動ドライバーがあれば、30分で完成します。
■ オリジナルガーデンマーカー
割り箸や平らな木材の端材に、油性ペンで植物の名前を書くだけ。これだけでも十分可愛いですが、さらに電動ドライバーで小さな穴を開け、結束バンドで大きな札と組み合わせれば、より見やすい立派なマーカーに早変わりします。

さいごに:まずは小さなことから始めよう
いかがでしたか? 工具を揃えて、一つ作品が完成すれば、それはもう立派なDIYクリエイターです。最初は小さなプロジェクトからで構いません。自分の手で何かを作り出す喜びと、それをガーデンで楽しむ充実感は、何物にも代えがたいものです。ぜひ、この春は新しい趣味としてガーデンDIYに挑戦してみてください。